歩のハンバーガービキニ

ミリマスPの妄想日記・SSなど

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はじめに

蓮見です。ミリマスPで、歩担当です。まつり姫、りっちゃん、可憐も好きです。

普段はミリマスのドラマシアターで二次創作を発表していますが、こちらにも長い文を書いていこうと思います。

 

まずは今もお世話になっているドラマシアターについて思うことをつらつらと書きたいと思います。

 

ドラマシアター概観

ご存知の通り(?)ドラマシアターは制約が厳しく、総勢56名から選んだ最大3人のキャラクターを登場人物とし、立ち絵を選び、最大40数文字のセリフを最大50個*1、5種類の顔グラのうちの1つとともに羅列し、視聴者がクリック/タップするたびに1セリフずつセリフ送りがされるという仕様です。顔グラが一種類しかないキャラクターもいます。

背景とBGMとキャラクターの立ち絵を設定し、顔グラを選びながらセリフを打ち込んでいき*2、タイトルをつけて投稿するだけでドラマシアターにドラマが発表されます。コメント欄と挨拶機能を使った他のPとの簡易コミュニケーションも楽しむことができます。この、自分が用意するのは文章(と立ち絵)だけという気軽さ・手軽さは、ドラマシアターの一番の魅力ではないでしょうか。

この気軽さ・手軽さは何も書き手だけのものではなく、読み手としても、スマホアプリなら片手で視聴・コメントができる上、50セリフ以内には必ず終わるので、スキマ時間にちょっと覗きに行くような気楽な関わり方が可能です。

 

一方で先に述べた制約は、私にとって長編ドラマを書く意志をひどく挫くものになっています。私はかなりの新参(2016年11月〜)なのでよく知りませんが、昔はさらに短く最大30セリフだったと聞いています。

現在は50セリフあるとはいえ、長編を書きたければ、かなりの本数を投稿しなくては完結させられないのは想像に難くありません。しかも最大3人のキャラクターしか立ち絵と顔グラを表示できないため、セリフ内に名前とカギカッコを入れる、いちいち他のアイドルに代弁させるなど、私にとって煩わしい工夫をしないと、1本のドラマの中でたくさんのキャラクターを登場させたり、場面を転換したりすることが難しくなります。あるいはそういうシチュエーションを含まない長編なら書けますが……

 

ただ、そういった制約・仕様が役に立つこともあります。50セリフ以内でオチをつけなければならない為、私自身も短編の書き方の勉強になりました。また、他の方々のドラマを拝見していると、新たな表現の形が生まれたりしていることもあるように思います。

クリック/タップするまで次のセリフが読めない仕様は小説で再現しづらく、紙芝居的な面白さを生みますし、かといって紙芝居動画のような文字送り速度の問題も、自分のタイミングでクリック/タップするので気になりません。

仕様をうまく利用して、ドラマシアター独自の表現技法を駆使することも出来ます。その例としては、大切なメールのタイピングで迷う表現や、セリフの文字が少しずつ欠けて最後には無くなることで、キャラクターが煙のように消滅するのを示唆する表現などが挙げられます。とてもウィットに富んだ作家さんがいるんだなぁと舌を巻いてしまいます。

 

いちドラマシアターPから見たドラマシアターの現況

ドラマシアターのサービス開始当時(2013年12月)の頃のドラマを見ると、数100再生20数コメント10数マイリストなんてのはザラで、なんなら数1000再生のドラマもあります。歴代2位が2万5千再生なので何らかの作為を疑いたくなってしまいますが、歴代の最高再生数は35万です。フリーザの戦闘力みたいな数字ですね。今現在の、100再生回れば超大ヒット(個人的主観です)みたいな状況とは全く違っています。余談ですが再生5桁超のドラマは7本しかありません。ビッグ7ですね。

 

もちろん、「今はそれだけ見る人が減り、ミリシタも配信された。ドラマシアターはオワコンだ」なんてことは全くなく、今でも多い日は1日で30本近いドラマが投稿され、思わず声を出して笑ってしまったり、アイドルたちの仲良しな姿に微笑みやニヤニヤ笑いがこぼれたり、仲間への思いや本人の成長に目頭が熱くなったり……心を動かす素晴らしいドラマがたくさん存在しています。

ただ、当然のことながら様々な背景を持つ人たちがドラマを書いているため、ドラマシアター界全体を見ると、有り体に言えば玉石混淆である上、新着が流れるのも速く、こまめに覗かなければつい最近のドラマでもすぐに古いドラマとして追いやられていってしまいます。つまり、慣れない人がたまに覗いても、私の言うような素晴らしいドラマを探すのに少し困難を感じるかもしれません。

再生やコメントの数をアテにしても、個人個人の好みがある為、やはりこまめに覗いて気に入った人の作品を見るのが、楽しいドラマシアターライフへの近道かもしれません。

 

また、素晴らしいドラマを見つけたとしても、現在気に入ったドラマを簡単に保存する方法は実質マイリストに入れるしかなく、そのマイリストも500作品という上限がある為、最古参の方たちにはマイリストがパンパンみたいな方もいらっしゃるのでは、と推察しています。

マイリスト自体100本×5種類しか作れないため、細かくジャンルを分けながら気に入ったドラマを管理・保存するのは、ドラマシアターを続ければ続けるほど困難になるのではないでしょうか。

 

最近は(私の観測範囲内の話ですが)グリーのコミュニティを活用して続き物ドラマをまとめている方がいらっしゃったり、ドラマを動画化してニコニコ動画に再発表する方がいらっしゃったり、ドラマシアターの新たな整理検索・アピールの方法が模索されています。

もちろん一番いいのは公式によるテコ入れで、現在の貧弱な検索機能*3をちょっとでもいいから強化してもらえたら嬉しいです。

キャラクター検索を2人指名・3人指名可能にしてくれるだけで、気に入ったカップリングのドラマを探したり、「とても素敵なドラマにコメントだけしてマイリストに入れ忘れちゃったけど、メンバーはよく覚えてる」みたいな時に比較的容易に発見することができます。「あなたがコメントしたドラマ」(これが出来たらマイリストいらないか……?)とか、タイトル検索なんかもあればもっと嬉しいですね。

言うだけならタダだし、検索についてはそんなとこです。

 

アピールの方法の話に移りますと、現在ドラマシアターの公式な対外的機能は、ツイッター・LINEなどへのURL貼り付けによるシェアーに限られています。

そもそも公式のお膝元で二次創作が出来るというのが画期的というか、普通ありえないというか、そういうところはありますが、私は「ドラマシアターって本当に内向きなコンテンツだな」と思っています。ドラマシアターはドラマシアター内で完結しているような、そういう感じがします。

だから、「新しい人に来てもらってドラマ投稿やコメントをバンバンして欲しい!」とか、「私が書いたドラマを普段は見ない人にも見て欲しい!」とか、そういう外向きの発想が少し空虚な(そういう発想に基づく活動を侮蔑・批判する意図はありません。私もたまにやります)雰囲気を纏っているように感じます。

なんとなくふらっと来た人が居着いて、先に居着いていた人が視聴・コメントして、去る人は本当に簡単に去っていく。そういう吹き溜まり(悪意はありません)というか、川の途中の、流れが緩やかで深さがある場所、淵、深み、淀み、鮎の掴み取りをしてるような場所、そういった感覚が合っているような気がします。

それがドラマシアターの持つ機能に基づいてそうなっているのか、あるいは居着いている人たちの雰囲気なのか、私の世界の見え方が特別そうなのかは分かりませんが、ドラマシアターにいる人、来る人は、流れる川の淵にやってきて水遊びをする子供みたいな、“ドラマシアターを楽しむ人”で、“その時だけそう”なんだと、ドラマシアターとはそういうもののような気がします。

 

 

 

私に初めての二次創作体験をさせてくれたドラマシアター。まだ始めて一年も経たない若輩者ですが、少し自分なりに考えて振り返ってみました。書き手としての話は深淵なので控えます。

次はこのブログについての話です。

 

ブログ開設について

こんだけ長々と書くほどドラマシアターに思い入れがあって、なんでブログにも二次創作の長い文を書くの?と言われれば、やはりドラマシアターで出来ないこと“も”したいからです。

これを言うためだけにすでに3300字も使いました。皆さん、時間は有限ですよ。

 

実際にどんなことを書きたいか。

まずはドラマシアターの仕様上、思い通りの表現が出来なそうな妄想。

私はツイッター(アカウント名:蓮見 @LieanSie)もやっているのですが、ドラマになりそうな妄想はドラマに、ドラマにならなそうな短い妄想はツイッターに、ドラマにならなそうな長い妄想はブログにと、使い分けて二次創作をやろうと思います。

 

あるいは、ドラマシアターやツイッターのようなオープンな空間では書きづらさを感じるようなことを書きたいと思います。

はてなさんに場所を借りているとはいえ、ここを一応“自分の場所”と考えて、少し踏み込んだ表現なんかも使うつもりです。私の領域に足を踏み入れるとはそういうことだ、みたいな感じです。

例えば、アイドルが死んだりするのはある種タブー視されているように感じますが、それは表現不可能という意味ではないのです。もちろんアイドルが死ぬ話を好んで書くつもりはありませんが。

そもそも非実在のアイドルに生命がありそれが失われることがタブーというのが深淵というか、この話はやめましょう。

 

はてなブログだってオープンじゃねーかと言われればその通りですが、否応なく人目に触れるドラマシアター、フォロワーさんの目に止まる可能性のあるツイッターと比べれば、このブログにたどり着くには少し手間がかかるはずです。

記事を書いたらツイッターで告知を出すつもりではいますが、それでも私の書いた記事を読んでみようと思った人だけがこのブログに飛んでくるわけですから。

あるいは別の何らかの手段でこのブログに来る人も……いるかなぁ……?

 

 

 

とりあえず開設時の気持ちとしてはこういう感じでいます。

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました。

*1:小説などを思い浮かべてもらえれば、最大文字数制限や一行毎の文字数制限がないことに気づくはずです。

*2:立ち絵や顔グラが用意されているということは恵まれていることでもありますが、自由に絵を描ける状況と比較すれば制約と考えることもできます。私は絵が描けないので助かっている側ですが……

*3:登場キャラクターを1人だけ指名して、そのキャラが含まれるドラマを検索する機能と、視聴数・コメント数・マイリスト数が多い順に並べ替える機能のみ。併用不可。一応各Pのマイページから、その人の公開ドラマと公開マイリストにアクセス可能ではあります。